ペレットストーブのメリット

体の芯から暖まる

炎による遠赤外線効果で、上と下の温度差が少なくなり、部屋全体をじんわり暖めます。
そのため、身体が芯から暖められ、石油ストーブやガス暖房機よりも、暖かく感じるという声が多く寄せられます。
また、実際に燃え上がる炎を見ることで、心が和み、癒しの効果が得られます。
ストーブを中心に家族が集まる空間、ぬくもりのある住まいを実現します。

灯油よりもお得という実験も

北海道にある住宅で灯油ストーブとペレットストーブの燃焼テストを行いました。
気温-5℃から-19℃の真冬に、それぞれの部屋に各ストーブを同じ設定温度で設置しました。
テスト結果はペレットストーブの方がお得なことが分かりました。

ペレットは10kg袋で550円の店頭価格(全国平均)
灯油は店頭価格100円(l)として計算

	1階室温	2階室温	1時間あたり使用量	燃焼単価	10時間当たり燃焼費
ペレットストーブSS-1	20℃	16℃	0.9kg	55円(kg)	495円
灯油ストーブ(5980kcal)	20℃	16℃	0.6l	100円(l)	600円

ペレットストーブは環境に優しい

ペレット燃焼を使えば、その分石油を使う量を減らし、二酸化炭素の排出量も抑えることができます。
例えば、石油ストーブで一冬に灯油1000lを消費しているのをペレットストーブに換えると、CO2排出量を約2トン削減できることになります。ペレット燃焼は地球温暖化防止に役立ちます。

灯油のように臭くない、汚れない

木質ペレットは原料が全て木でできているので無臭です。 また、灯油のように補充作業で汚れることもありません。

ペレットストーブと薪ストーブの比較

共通事項

• 燃料の材料が木なので、CO2排出量が少ない。手にとってもニオイがない。
• 吹抜、大空間でも部屋が暖まる
• 排気筒、煙突を設置するので、室内の空気が汚れない
• 炎が見える暖房器である

	ペレットストーブ	薪ストーブ
メリット	ボタン一つで点火＆火力調整＆消火が可能 施工自体が容易(大がかりな工事不要) 消火時間が早いので、出かける際の待ち時間が少なくてすむ 温まる箇所がほぼ表面のみなので、床や壁面を耐火構造にすることが少ない 燃焼時の煙が少ない 排気筒や本体のメンテナンスが比較的容易 運搬、取扱い、保管が容易	コードレスで使用できる 薪自体、ユーザーで調達することが可能。(ただし、使えるまで1年間寝かす必要あり) 停電しても使用できる ストーブの上に鍋ややかんをのせて簡易的な調理が可能 一度暖まると冷めにくくなり、遠赤外線暖房が可能 故障が少ない
デメリット	電気系統の故障がありうる。 商用電源(AC100V)使用につき、停電すると使用不可となる。 木質ペレットの入手ルートが限定的 温風が出てくるので、音がすると不快に感じることもあり得る。	着火剤が不可欠。 煙突工事が大がかり。費用も高い。 場合によっては、煙突から炎道火災もあり得る。 薪のコストが高い。 本体が冷めにくい故、消火も消え難い。 壁面や床を耐火構造、難燃構造にする必要がある。 煙突掃除が面倒。大がかりなものとなる。 燃焼時煙がでることがあり、近隣に家があるところには不向き

木質ペレットとは

木材を原材料とした、環境にやさしい燃焼エネルギー

木質ペレットは、製材の木くず(オガ粉)や間伐材などを細粉し、乾燥、圧力させた小粒状の固形燃料です。木材に含まれる成分が熱と圧力で固まるため、粘着剤などは使わず、全て「木材のみ」で作られています。そのため、石油のような嫌な臭いが無く、炭のように手が汚れることもありません。運搬や取り扱いが容易で、乾燥しているので着火性にも優れているといった特徴もあります。
そんな木質ペレットは化石燃料に替わる新しい燃料エネルギーとして注目されています。

地球温暖化を防ぐ、クリーンなエネルギー

木材を原材料とした、環境にやさしい燃焼エネルギー

木質ペレットを燃やした時に発生する二酸化炭素は、木が成長する時に吸収した二酸化炭素であり、大気中の二酸化炭素が増減することはありません。
これをカーボンニュートラル(二酸化炭素中立性)といい、地球温暖化問題の解決策として注目されています。
また、石油のような化石燃料と違い、木は20年～30年で成長するので、継続的に利用できるエネルギーとなります。国内で生産できるエネルギーの割合が高くなることで、外国の市場に影響されることなく、安定したエネルギーを供給することができるのです。

地産地消エネルギーで地球の活性化に！

地域森林から原料を調達し、地元で木質ペレットを作り出し、その地域で消費するという木質ペレットを中心とした地産地消のサイクルを生み出すことで、地域社会の活性化につながります。
また、地元で消費することで、無駄な運送費や二酸化炭素の量も削減することができます。