大長木材店(家族の心をつなぐやさしい木の家)

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2017.10.27

台風21号と家

こんにちは 広報YUKIです

 

台風、すごかったですね

被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

 

滋賀県は幸い大きな台風が少ないので、今まで大きな災害にあうことが

あまりなかったのですが、今回は近隣でも被害がでています。

大長木材周辺は古民家が多いので、屋根瓦が落ちたり、土塀が倒れたりして

お客様からもお電話をいただきました。

 

我が家の自宅も古い倉庫の扉が割れてとんでしまい、朝起きて驚きました。

私たちも復旧のお手伝いを急いでいますが、しばらくはバタバタしそうです。

お待たせしているお客様、申し訳ありません。

 

今回の台風で感じたことなのですが

夜中に私たちの家がある地域では、ここに住んで初めての避難指示が出ました。

自宅は八幡山のふもとにあるので土砂災害の危険があるためです。

風も夜中になると最強クラスになり、色んなものが飛び交う音や家や窓が

きしむ音で寝付けませんでした。今更ながら初めて災害に本当の恐怖を感じました。

 

いままでもニュースで地震や台風の被害を目にして、災害への備えを話し合う

ことはたくさんありましたが、身をもって体験するとまだまだ足りないのだとよくわかります。

 

そして実際避難指示がでても、真夜中に小さな子供を連れて豪雨の中移動するのは

とても難しいことだと初めて感じました。お年寄りの方も難しいでしょう。

そうなると家にいるしかない。家が倒れたらどうなるか、、

不安でたまりませんがいるしかない状況もある、ということです。

 

本当の基本に戻って、

家は家族のいのちを守るためにあるのだと思いました。

 

私と主人はよく家のことをあーだこーだと話し合いますが、主人は構造の専門なので

デザインや内装より、基礎や土台、耐震面に重きをおいています。

私はお気楽主婦なのでどちらかというと素敵なキッチンやお庭、子供たちの部屋など

全然違う方面で夢を膨らませています。女性はそういう方多いと思います。

 

どこに限られた予算を使うか、それはそれぞれなのはもちろんなのですが

いざというときに安心を得られることは何にも代えがたいと思いました。

 

いろんな楽しみ、いろんな幸せがあるけれども、やっぱり最後は健康が

一番だよね、っていう感覚に似ています。

それも年を重ねるごとにその思いは強くなってきています。

長く住む家だからこそ、見えない部分ではありますが

家族をしっかり守ってくれる家であること、大切にしたいですね。